介護施設建設にかかる費用と収益モデル
超高齢社会の成長産業として注目を集める介護事業。近年は、土地活用の方法としても介護施設建設が注目を集めています。ここでは、土地活用で介護施設建設を検討する際に知っておきたい、費用やビジネスモデルなどについて解説します。
グループホームの建築費用
グループホームは、65歳以上の認知症の方が少人数で共同生活を送る施設です。施設には入居者が過ごす個室の他、共同で使うキッチン・食堂・バストイレ・廊下・レクリエーションルーム・エントランス、職員のための部屋などが必要なため、少なくとも100~150坪程度の広さが必要です。
グループホーム建築にかかる費用は、土地の購入費用と施設の建築費用、電気工事などの附帯工事費用です。建築費用は建物の構造によって異なり、木造の坪単価相場で1坪77万~100万円、鉄骨造で80万~120万円、鉄筋コンクリート造では90万~120万円が目安※。
100坪の施設の場合、木造で7,700万〜1億円、鉄骨造で8,000万~1億2,000万円、鉄筋コンクリート造で9,000万~1億2,000万円ほどがかかります。
有料老人ホームの建築費用
有料老人ホームとは、高齢者の生活施設のことです。介護サービスの有無によって「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」に分けられ、それぞれ入居対象者や提供するサービスなどが異なります。
老人ホームは一般的に建物規模が大きいため、300坪くらいの土地が必要※です。仮に300坪の土地に延床面積300坪の木造施設を建築した場合、坪単価相場が1坪77万~100万円のため建築費は2億3,100万〜3億円がかかる計算です。この他にキッチンや浴室、トイレなどの設備を導入するため、建築費としては2億5,000万円〜3億円ほどかかると考えておいてよいでしょう。
サービス付き高齢者向け住宅の建築費用
サ高住とは、高齢者が安心して暮らせるよう設備を整えた賃貸住宅のことです。バリアフリー化はもちろん、各居室の床面積は原則25㎡以上、居室内に台所や水栓トイレ、浴室などを備えなければなりません。このため一般的なマンションやアパート、有料老人ホームよりも建築コストがかかります。
ただしサ高住建築では、融資制度を活用することが可能。建築本体工事費や電気工事費、既存建物の解体工事費、設計費、土地取得費、火災保険料や地震保険料などについて最大100%までの融資を受けることができます。さらに補助金を活用すれば、費用を大幅に抑えて建築することが可能です。
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